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漢方の診察 4-2 特徴的な病態生理 こり

漢方医学の診断・治療は、患者からの問診で得た自覚症状や症候に関する情報を重 視している。その中には西洋医学ではあまり着目しないものも少なくない。「冷え」、「こり」などはその代表である。

「こり」とは、患者の体表面およびそれに近い部分の硬く感じる部位であり、多くの場合、按圧することにより治療者には抵抗感として、患者には痛みとして感じ取られる。その部分を温めて循環状態が改善し、こりが軽くなることがある。漢方薬による湯液治療の場合はもちろん、鍼灸治療ではこの「こり」の位置や程度が治療に使用 する経穴を選ぶ際の大事な手がかりとなる。

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