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本versionについて

日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポート・タスクフォース (ER -TF) では、わが国の漢方製剤のランダム化比較試験  (randomized controlled trial: RCT) を網羅的に収集し、構造化抄録 (structured abstract: SA) を作成した上で、「漢方治療エビデンスレポート」(EKAT)として2007年以後、日本東洋医学会のwebsiteで公開している。次頁の「version の履歴」にあるように、2021年9月1日にはEKAT 2019として、1986年から2018年までのRCT 502件とメタアナリシス10件を収載し、その時点での完成版とした。1986年は医療用漢方製剤が現在の品質規格になった年である。

その後もEKAT作成作業を継続し、 2022年1月にEKAT 2019以後の追加・修正部分のみをまとめた EKAT 2019 Appendix 2020 updateを、また、2022年5月にEKAT 2019 Appendix 2020 update以後の追加・修正部分のみをまとめた EKAT 2019 Appendix 2021 updateをwebsiteに公開した。今回発行の「漢方治療エビデンスレポート 2022-553のRCT-」(EKAT 2022) は2023年9月1日にEKATを全面改訂したものである。

本 EKAT 2022では、EKAT 2019に、EKAT 2019 Appendix 2020 updateで新たに掲載されたSA 21件、EKAT 2019 Appendix 2021 updateで新たに掲載されたSA11件を追加するとともに、新たに9件のSAを作成し収載した。

なお、EKAT 2013に掲載していた 下記の論文に基づくSAは、その論文が記事形体の報告であり、最終的な論文が収集された際に新たな SA が作成されたため、削除したものである。

  • 吉川幸造. 大建中湯の抗炎症効果の検討 絶食ラットモデルと大腸癌術後RCT study. 第5回日本消化管学会総会学術集会 2009: 9-10. (EKAT 2013 Appendix 2014 updateで削除)
  • 植原亮平. 胃内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) 施行後の消化器症状・胃運動機能評価および六君子湯 (TJ-43) 内服の有用性の検討. 第8回日本消化管学会総会学術集会 ワークショップ4 PROCEEDING 上部消化器症状と漢方 2012: 16-7. (EKAT 2013 Appendix 2015 updateで削除)
  • 八重樫瑞典. 腹腔鏡下大腸癌周術期における大建中湯の有用性. Progress in Medicine 2012; 32: 616-7. (EKAT 2013 Appendix 2015 updateで削除)

また、平山千里らの 1990 年の論文と 1992 年の論文は、従来、別の RCT であるとして別々に SAを作成していたが 、同一の研究であることがEKAT 2013 Appendix 2014 updateの段階で判明したため 1 つの SA に合体している。

以上のことから、EKAT 2022においては、RCT 540件とメタアナリシス13件のSAを収載することになった。

また、複数の論文から1つのSAを作成している場合、SA作成に用いた全ての論文の書誌事項は、SA上部に発行年順に記載し、主なる論文を太字で示すことに統一している。

なお、本 EKAT2022より、漢方製剤の論文のみ選択されたシステマティック・レビューについては、選択された論文の書誌事項を一覧で記載し、さらにEKATでSAを作成している論文は、SA No.を付記した。ただし、漢方製剤は、日本で漢方処方として製造販売承認を受けている漢方製剤のみとした。(煎剤などの自家製剤の報告は除く)

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