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日本東洋医学会とは 会長ごあいさつ

平成27年6月12日に開催されました第66回定時社員総会におきまして、理事が承認され、同日開催しました理事会において私が会長に選出されました。第21代目の会長就任となります。何卒、よろしくお願いします。

日本東洋医学会は、昭和25年に創立され、創立当時の会員数は99名であったといいまます。歴代会長らのご努力で、現在では、9,000名を超える大きな学会へと発展し、日本医学会のメンバーとして日本を代表する東洋医学の学術団体となっています。

以下、今期における主な課題と会運営方針の大綱を述べてみたいと思います。


国内問題では、第一に財務省が提出した漢方薬などの保険給付除外があげられます。漢方医学が見直され、普及した第一の要因は、昭和51年に医療用漢方製剤43処方(現在148処方)が薬価収載されたことだと思います。現在では9割を超える医師が漢方薬を使用し、しかも幅広い診療領域で漢方薬の有用性のデータが蓄積されつつあります。もし漢方薬の保険給付除外が実施されますと、多くの患者さんが漢方治療を受ける機会を奪われかねないこと、そして漢方医学の研究が衰退し、漢方医学が持っている治療の可能性のさらなる追究ができなくなることが予想されます。保険給付除外が行われないように、他学会や関係団体とも協同して取り組んでまいります。

漢方薬の原材料である生薬の問題も喫緊の課題の一つです。80%以上を中国からの輸入に頼っています。昨今の生薬輸入価格の高騰により、健康保険による生薬治療の継続が次第に困難になっています。生薬薬価の逆ザヤの解消、生薬の国内栽培の推進なども学会として協力していきたいと思います。


学会の問題としては、財政基盤の確立に向けての支部活性化、現在の委員会の見直し、また学会外から信頼を得るための取り組みが必要になっています。

専門医制度に関しては、一般社団法人日本専門医機構への加盟承認へ向けての準備、専門医のレベル向上への取り組みを行います。

漢方医学をEBMの観点からばかりでなく、漢方医学の特徴や将来の医学・医療に果たす役割をも追求していきたいと思います。

また研究者倫理の追求、COIマネージメントへの取り組みをさらにはかっていきます。


国外的には、ISO、WHO問題があります。ISOでは、TC249においてタイトルがTCM(Traditional Chinese Medicine)と決定されました。ISOにおける伝統医学分野では、中国主導が鮮明になっており、ISOでの議決が、日本に及ぼす影響を考慮しながら、消費者である国民が不利益を受けない道筋を見つけていかなければなりません。本来ISOは企業が主体となる事項であり、学会は彼らをサポートすることに徹するようにすべきであると思います。また国のサポートも必須です。関連学会、産業界ならびに行政機関とも密接に連携して、ISO問題に取り組んでまいります。

WHO問題では、学会として行政とも連携して基本方針をたて、複数の担当者をおいて対応していくことが必要ではないかと思っています。


上に述べた課題以外にも多くの解決すべきことが山積しています。こうした問題を解決するには、理事会メンバーだけでは到底達成できません。何卒、多くの会員のご理解、ご協力、ご支援をお願い申しあげて、私の就任挨拶といたします。

一般社団法人 日本東洋医学会
会長 佐藤 弘

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