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日本東洋医学会とは 会長ごあいさつ

令和元年6月28日に開催されました第70回定時社員総会におきまして、理事が承認され、同日開催の理事会において、私が第22代会長に選出されました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

東洋医学は、国民の医療に貢献しております。日本東洋医学会は、日本医学会のメンバーとして東洋医学を代表する学術団体であり、現在会員数8,423名で、医師6,987名(83%)、薬剤師694名(8%)、鍼灸師394名(5%)より構成されています。

本年5月WHO総会において伝統医学の章の新設されたICD-11が承認されました。世界の伝統医学が新しい時代に入ったことを象徴する画期的な出来事です。我が国の東洋医学もこれまでの諸問題を乗り越えていく契機とせねばなりません。

今期における問題点と運営方針について述べます。


1) 保険給付除外の動き

現在、漢方製剤は9割を超える医師が使用し,ほぼ全ての診療科で用いられ、有用性のデータも蓄積されつつあります。漢方薬の保険給付除外の動きに対しては、2009年には20日間で92万人の反対署名が寄せられました。にもかかわらず、除外の動きはなお繰り返されており、目を離すことができません。保険給付除外が実施されますと,多くの患者さんが正当な医療を受ける機会を奪われかねません。そして漢方医学が持っている治療の可能性のさらなる追究ができなくなります。他学会や関係団体と協同して取り組んでまいります。


2) 教育

漢方薬は広まりましたが、漢方医学の正しい理解は未だ充分とは申せません。卒前教育、卒後教育の両方において充実をはかっていきましょう。他学会との交流を継続するとともに、何を教えるかだけでなく、近年の大学教育で重視されているグループ学習などを含めた教育方法についても検討していきます。会員が漢方薬を適切に使用していく上でも重要な課題であります。

専門医制度委員会では漢方医学本来の学習を担保しつつ、新専門医制度に対応していけるよう制度の充実をはかっていきます。


3) 学会誌

英文誌Traditional & Kampo MedicineがImpact Factorを取得できるよう、種々対策を行っていきます。東洋医学論文の投稿が各大学より業績として評価される状況を作れるよう努めます。


4) 生薬

輸入生薬の価格高騰のため、保険薬価での煎じ薬を用いた医療に支障をきたしつつあります。煎じ薬を処方できる医師が増えることは、国内生薬市場発展への一つの鍵であり、学会の教育改革に期待が寄せられているところです。種々の問題を監視しつつ、他学会、団体とともに、現状の改善に努力してまいります。


5) 医療安全

現代医療において漢方診療を活用していく上で、副作用など医療安全の問題は重要です。よりデータを集め、問題点を整理していきます。


6) 国際関係

WHO、ISO、学術交流の三領域に亘っていますが、これらは別物ではなく、関連しているところが少なくありません。国際委員会では、伝統医学系10団体より構成された日本東洋医学サミット会議(JLOM)と連携して、より若い世代が活躍できるよう体制を構築していきます。また欧州では漢方医学の学会が立ち上がっています。


東洋医学が諸々の課題に対応していくには、本学会の活動が、国内、国外を通じて、点と点を繋ぎ、線とし、さらに面として展開していくことが望まれます。そうすることで会員の皆様にはより自由な活動の場を提供していけるのではないかと考えております。

何卒よろしくご協力いただけますようお願い申し上げます。

一般社団法人 日本東洋医学会
会長 伊藤 隆

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