漢方治療エビデンスレポート(EKAT)
漢方治療エビデンスレポート (EKAT)とは
漢方治療エビデンスレポート(EKAT:Evidence Reports of Kampo Treatment)とは、エビデンスに基づいた漢方治療を目的として、質の高い臨床試験を網羅的に収集し、構造化抄録としたデータベースです。
一般社団法人 日本東洋医学会・EBM委員会が2007年から作成・無料公開しており、現在も定期的に更新されています。
収集対象は、漢方製剤のランダム化比較試験 (RCT)、およびメタ・アナリシスです。臨床での再現性を重視し、現在、販売されている漢方製剤と同じ品質の製剤を用いた試験(1986年以後の報告)のみを対象にしています。患者が服用した薬の品質が不明である煎じ薬は対象外としています。
目的・研究デザイン、セッティング、参加者、介入、主なアウトカム評価項目、主な結果、結論に加えて、漢方的考察、論文中の安全性評価、Abstractorのコメントを含む統一形式で、1試験1ページにまとめています。
日本東洋医学会・EBM委員会では、日本語版および英語版を作成していますが、大韓韓医学会では韓国語翻訳も行われています。
日常臨床で参考にされるとともに、診療ガイドライン作成者は質の高い漢方エビデンスの収集に利用ください。
