漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン(KCPG)
漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン (KCPG)とは
漢方製剤の記載を含む診療ガイドライン(KCPG: Kampo medicine in Clinical Practice Guidelines)とは、日本国内のさまざまな疾患の診療ガイドライン(CPG)の中から、漢方製剤に関する記述を網羅的に調査・分類し、まとめたものです。漢方製剤のCPG収載状況の確認にご利用ください。なお、KCPGには、漢方製剤以外の漢方薬や生薬に関する記載も、参考情報として含めています。
我が国では、伝統医学が独立した制度を持つ中国や韓国とは異なり、一元的医療制度を採用しているため、医師が西洋医学的治療と漢方治療とを選択、あるいは併用して使用できる環境にあります。そのため、日本東洋医学会・EBM委員会では漢方だけのCPGを作成することは適当ではなく、漢方治療は、各領域で作成されたCPGの中で、西洋医学的治療とあわせて評価すべきであると考えています。
KCPGは、各領域で作成されたCPGの中から漢方製剤部分のみを抜き出したものですので、これだけでは漢方治療を行うかどうかの判断の根拠にはなりません。必ず、もとのCPGをご覧になり、漢方治療が現在の診療の中で、どのような位置にあるかを確認された上で、漢方診療を行ってください。
