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漢方ストーリー 第2章 漢方って、古くさいのぉ・・・?

漢方を飲み始めて少し体調もよくなりました。でも、会社での雑誌編集のお仕事は相変わらず忙しいようです。締め切り前になるとお昼ご飯を食べる時間もなく、夜もなかなか会社から帰れません。そんな生活をしていると、また体調を崩してしまうのかと心配になります。

私が担当している雑誌は月刊誌ですので、来月販売の号をまとめながら、再来月の企画も考えなければなりません。大きな会社ならばそれぞれ担当もいるのでしょうが、こじんまりした(?)会社ですので、1人何役もこなします。来週の月曜日には編集会議があり、それぞれ企画を持ち寄っていきます。

イラスト・深夜まで作業する主人公

「なんかパッとした企画はないかなぁ・・」と編集長に愚痴られるたびに、少し落ち込んでいましたが、今度ばかりは少し自信がありました。

それは何人かの漢方達人と出会いがあったからです。今度の号もどうにか目鼻がついたことだし、ちょっとだけ編集長に相談してみました。そうしたところ意外な答えが・・・

「どうして今さら漢方? そんな古くさいもの取り上げたって読者が喜んでくれるのかなぁ?何となく怪しそうだしなぁ。どうして、そんなこと思いついたの?まぁ、企画書とりあえず次の会議にだしてみてくれますか」

私としては少し自信があっただけに編集長のその答えにはショックを受けました。これまでの私だったら、そんなこと言われたら「しかたないかぁ」とあきらめていましたが、漢方薬で体調が戻ったおかげで「何のこれしき!」とがんばれるようになったのです。

そこで、企画書をまとめるために、先日診察していただいた会社近くの大学の先生にヒントをいただくため、今度は取材を申し込みましたところ、「少しの時間なら」と言うことで、外来診察終了後にお会いすることとなりました。

「先生お疲れのところ、本当にすみません。実は、私の関わっている雑誌でも漢方について取り上げようと思っているところです。私自身、先生方から治療されるまで、まさか大学病院の中で漢方治療が行われているなんて知りませんでした。」

先生には、最近体調も良くなり仕事も楽しくなったことを感謝し、まず編集長が納得するような、一般の方でもわかりやすい漢方の説明のヒントをお願いしました。

「漢方という言葉は、江戸時代後期に入ってきたオランダ医学を蘭方と呼んだのにたいして、それまで中国から伝わり日本独自の形で発達した医学を呼ぶ名として始まったのですが、最近では様々な商品やサービスに漢方という言葉が用いられています。その中には少し問題があるものも・・。漢方を専門とする立場からは,私たちのやっていることをきちんと市民に伝えていただくのであれば歓迎です。そういえば、今週、水曜日の夜に近隣の会館で漢方の市民講座が開かれます。ここで私もしゃべりますので、一度参加されてみては・・・」

そういって案内のチラシをいただきました。その日は特別な用事も入れていませんでしたので、取材を兼ねてお伺いすることとしました。それまで、インターネットやお借りした本を参考に漢方についてもう少し勉強してみることとしました。市民講座の時までにお尋ねすることをまとめておくこととしました。

大学病院の先生に取材

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